PV293

2021-09-16

【解説】配線試験とは 〜導通判定抵抗値を基準としたハーネス検査の最も重要な電気的検査〜

【ハーネス検査の配線試験とは】
ハーネス検査の最も重要な項目、配線試験について解説した動画です。
配線試験とは、導通が正しいことを判定する試験です。
断線(OPEN)、短絡(SHORT)、誤配線(MISWIRING)、余剰回路(SURPLUS)などのNGを検知します。

配線試験は、従来ブザーチェッカーを用いて行われていました。
ブザーでは、全ピン間の短絡の確認は組み合わせの数から困難です。
ハーネス検査器を利用することで、人為的ミスなく、試験を高速で完了することができます。また検査履歴の保存など、品質向上が可能です。

【導通の基準】
導通とは、導通判定抵抗値より低い状態をであると表現することができます。しかし、JIS-C3005「ゴム・プラスティック絶縁電線試験方法」の「4.5導通」には抵抗値の規定はありません。

したがって、被検査物と治具の抵抗値以上、
断線判定とする抵抗値未満の適当な値を設定して検査を行います。
ハーネスチェッカーNMC+シリーズでは判定値は固定です。
上位機種のハーネステスタNMAシリーズなどでは抵抗値が可変で、より品質の高い検査を実施可能です。


(動画元:YouTubeチャンネル「株式会社ナックコーポレーション -NAC CORPORATION-」)


バン

@7ooITCbvWzei2O9HCjqmhkl94ik1

コメント

コメントがありません